消費者庁・徳島移転案/〝お試し移転〟開始

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会見にかけつけた河野太郎消費者担当大臣

会見にかけつけた河野太郎消費者担当大臣

 消費者庁は3月14~17日の4日間、徳島で〝お試し移転〟勤務を実施している。坂東久美子長官は、お試し移転の2日目の感想として法執行に関する業務の移転は困難ではないかとの見方を示した。
 坂東長官を含む、消費者庁職員10人は3月14日から、徳島県内の共用オフィス施設の神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックスにて試験勤務を行っている。
 「お試し移転」2日目となる15日、坂東長官はテレビ電話を通じて定例記者会見に臨んだ。会見の中で坂東長官は「法執行に関する業務を、テレビ電話システムを活用して行うのは難しいのではないか」と感想を述べた。
 会見に駆けつけた、河野太郎消費者担当大臣は、テレビ電話システムを通じて徳島の坂東長官に呼びかけた。坂東長官は「このシステムでは、相手側の声が聞き取れなかったことが多かった。逆に、私の声が相手にちゃんと届いているのかも少し不安だった。改善は検討課題かなと思っている」と話した。

(続きは「日本流通産業新聞」3月17日号で)

テレビ電話を通じて会見に応じる坂東長官

テレビ電話を通じて会見に応じる坂東長官

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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