トレイン/姿勢矯正椅子に新作/座面のみで使用も可能

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姿勢矯正椅子「アーユルスツール」

姿勢矯正椅子「アーユルスツール」

姿勢矯正に役立つ椅子の製造・販売を行うトレイン(本社東京都、長谷川康之社長、電03―3479―0350)はこのほど、姿勢矯正椅子の新作「アーユルスツール」を発売した。座面を取り外して単体で使用できる点と、ダイニングにも馴染むデザインが同商品の特徴だ。
 同社の販売する姿勢矯正椅子の座面は小さく、後ろに傾き、中央で二つに割れている。座った人を正しい姿勢にする形状を、05年に同社が開発した。
 新商品「アーユルスツール」は、シンプルな脚部のデザインと、取り外しのできる座面に特徴を持つ。05年から発売してきた「アーユルチェアー」は、キャスター付きで、オフィス等での利用に向いていた。「スツール」はダイニングやリビングに馴染むデザインになっている。
 取り外した座面は座椅子としても利用できる。床に直接置いて座ることも、他の椅子に重ねて使うことも可能だ。
 同商品の使用者には、腰痛に悩む社会人男性が多かったが、最近では子どものために購入するというケースも増えているという。正しい姿勢は集中力の向上にもつながるため、小学校や学習塾が導入した事例もある。「『リビング学習』の流行で購入が伸びている。リビングに馴染むデザインの新商品をぜひ使ってほしい」(向田セールスマネージャー)と話している。
 4色の座面と二つの長さの脚部の組み合わせで、計8種類を販売する。希望小売価格は全て2万6000円(税抜)となっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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