健康食品や化粧品を商材にネットワークビジネス(NB)を展開するアイシップ(本社東京都、清水直政社長)は、LPS(リポポリサッカライド)配合の発酵素材ドリンク「グランベニール」の売れ行きが好調だ。同商品は、14年8月の発売以来着実に愛用者を増やし、現在では主力商品である、松配合の健康食品「マツリグニン インナーコントロール」に匹敵する売り上げを挙げる商品に成長しているという。
ヒット経て主力商品に
売れ行きを伸ばしている「グランベニール」(1本720ミリリットル入り、税込5940円)は、同社が世界に先駆けて14年に発売した、LPS配合のドリンク。「LPS」はノーベル賞生理学医学賞を受賞した研究で対象となった成分としても知られ、マクロファージを活性化させ「体内のゴミ」ともいうべき老廃物を掃除する機能が期待されている。「グランベニール」の話題性・機能性の高さを評価する声は会員からも多く上がっており、発売からすぐにヒットを記録。現在では、押しも押されぬ主力商品の一つに育っているという。
LPSの可能性の高さは、化粧品の分野でもいかんなく発揮されている。同社はLPS配合のゲルパック「アンサー ザ プレミアムゲルパック」(10グラム×15包、税込1万2960円)を開発・販売しており、こちらもヒット商品となっている。
同社では「商品化後も、〝LPS〟の秘めた可能性の大きさにいつも驚かされるばかりだ。松・発酵食品のパイオニアカンパニーとしての地位を確立してきたが、〝LPSのNB〟といえばアイシップと言われるような、圧倒的なポジションを確立したい」と話している。
褒賞旅行も盛り上がり
LPS配合商品の好調がけん引するかたちで、同社の快進撃が続いている。今年1月には、キャンペーン達成者が参加できる、計2度の国内インセンティブトリップを実施。100人を超える参加者を集めた。
インセンティブトリップは、長崎のハウステンボス(1月17~18日)と、静岡の会員制リゾートエクシブ伊豆(1月24~25日)の2カ所で実施した。
同イベントには、ゲスト講師として統合医療分野のクリニックの院長を務める人物が参加、健康食品の有用性についてスピーチした。
同社が賛助会員として参加している(一社)日本パラリンピアンズ協会からは、初瀬勇輔理事(視覚障害者柔道選手、2010年アジアパラリンピック大会金メダリスト)と田口亜希理事(射撃競技選手、アテネ・北京・ロンドンパラリンピック大会日本代表)がゲストとして参加した。
両選手が「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」という、パラリンピックの父ルードウィッヒ・グットマンの言葉を伝えると、会場は大きな感動に包まれた。
インセンティブトリップの興奮冷めやらぬ1月30、31日に、福岡と東京で開催されたセミナー「新春クルーズ」には、通常の2倍の会員が参加し、同社の勢いを印象付けた。
アイシップ/LPS飲料が成長けん引/世界に先駆けて発売も
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