ビックカメラ/都心向け通販配送を強化/関東の物流センターを2カ所に集約

ビックカメラはこのほど、物流施設を集約し、ネット通販向けの配送機能を強化する方針を明らかにした。17年夏までに物流施設を現在の半分に当たる全国9カ所に集約するという。関東に5カ所あった物流センターを新設する2カ所の大型センターに集約する。ネット通販向けの物流は千葉県船橋市に設ける新センターに移すことにより、都心向けの配送時間を短縮したい考えだ。
 ビックカメラは現在、埼玉県東松山市、千葉県浦安市、東京都板橋区に物流センターを持っている。子会社のコジマが持つ宇都宮市、東京都立川市と合わせると、関東圏の物流センターは5カ所になる。これを17年夏に稼働を予定している大型センター2カ所に統合するという。
 東松山市にある既存のセンターの隣接地に、30億円を投じて大型センターを新設する。千葉県船橋市にある三井不動産の大型センターを借り、都心に近い新たな物流拠点にする予定だ。
 ネット通販の配送業務は東松山のセンターから船橋に移す。最大の商圏である都心部へのアクセスが良くなるため、都心部の顧客への当日・翌日配送の受付時間が2~3時間延ばせる見通しだという。
 今年6月には九州と近畿の物流センターをそれぞれ1カ所に統合した。今後も全国で物流センターの集約を図っていく。
 ビックカメラは12年にコジマを買収した後、商品仕入れの共通化や業務システム統合に取り組んできた。
 今回は物流網を見直すことにより、業務効率の改善やコストの削減を図りたい考えだ。

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