フェイスブック/中小向け支援サービス拡充/セミナー初開催、サポート体制も強化

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執行役員SMB事業部担当の井上英樹氏

執行役員SMB事業部担当の井上英樹氏

SNS大手のフェイスブック(FB)が中小企業向けの支援サービスを強化している。11月には主要都市で中小企業向けビジネスセミナーを初開催した。同セミナーでは、FBページや広告の活用方法を紹介した。導入企業へのサポート体制も強化しているという。中小企業に対してFB広告の利用促進を図りたい考えだ。
 ビジネスセミナー「Facebook Marketing Boot Camp(フェイスブック マーケティング ブートキャンプ)」は11月9日に東京、同12日に金沢、同17日に大阪で開催した。中小企業を対象としており、会場ではフェイスブックの社員が直接、活用方法や実際の導入事例を説明した。FBは今後もビジネスセミナーなどのリアルイベントを開催していきたいという。
 中小企業にFB広告の利用を促すのが、リアルイベントの狙いだ。FB広告は大企業の多くが既に利用している。ただ、中小企業にはまだ浸透していないと同社は考えている。
 「FB広告は少額から始められる。フェイスブックに登録されているユーザーの情報をもとにターゲティングもできるため、手軽に商品やサービスの認知度拡大にもつなげられる。まさに中小企業に利用してもらいたいサービスだ」(執行役員SMB事業部担当 井上英樹氏)と話す。
 FB広告はモバイルユーザーへの訴求力も高いという。国内のFBユーザーの95%以上がモバイル経由でサービスを利用している。FB広告はパソコンやスマホに自動的に最適化されるため、手軽にさまざまなデバイス向けに配信できる。

続きは「日本流通産業新聞」11月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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