アッチェ/「新生アッチェ」プログラムを発表/南部社長「100年カンパニーを目指す」

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あいさつする南部景樹社長

あいさつする南部景樹社長

水素サプリメントやスキンケアを販売する、アッチェ(本社東京都、南部景樹社長)は、報酬プランを改定し、16年1月から導入する。スキンケアのPRポイントを全製品に付与させたほか、全社売り上げをベースに一定のビジネス成長に応じて配分する年次ボーナスを新たに導入し、ビジネス色を前面に押し出した「新生アッチェ」をスタートさせる。
 新施策は11月8日に都内で開催した「アッチェフォーラム2015年~新生アッチェ誕生~」の席上、今年5月に取締役副社長に就任した間野目正文氏が発表した。
 スキンケアフルラインの5製品を購入した際のPRポイントを従来の2000ポイントから8400ポイントに増やし、エイジングケアに関心の高い女性会員のリクルートを支援する。
 また、ビジネスの安定収入を目指す会員の登竜門でもある「マスターIP」以上の会員を対象に、年間製品総売り上げの3%を均等配分するボーナス「プレミアムボーナス」を導入する。一定条件をクリアした会員が参加できる世界旅行「ワールドインセンティブ・トリップ」に参加が決定した28人(9月度実績までの途中経過の達成者数)を発表。第1回開催となる16年2月にハワイで実施する。
 フォーラム冒頭のあいさつで南部恵治会長は「06年8月の創業からあっという間に9年が経過した。創業当時は酸素の時代だったが、現在では技術が進歩し、水素で解決できるようになってきた。15年は水素元年といわれており、新生アッチェにとってふさわしい年だ」と話した。また、現在の水素市場についても言及。「水素の健康食品市場は200億円といわれているが、そのうち8割が水素水で占められているのが現状だ。水素サプリメントのマーケットは着実に広がっており、今後のアッチェビジネスに期待してほしい」と話した。
 続いて今年5月に新社長に就任した南部景樹氏が登壇。「今年1月に開始したアワードプログラムの成果として、IP会員の視点を重視したタイムリーなビジネス企画との相乗効果によって9月度の新規会員登録件数が過去3年間の月間最高を記録した。IPの皆さまと共に、確かな価値を共有し、100年カンパニーを目指して取り組んでいきたい」と話した。
 16年1月から会員専用ウェブページ「マイページ」のリニューアルも発表した。操作性を向上させたほか、タブレット端末やスマートフォンで最適化した表示をできるように改善した。定期購入以外に商品の購入が容易になったことや、コミッション情報、組織図の一覧、当月のコミッション金額について、前日までの金額が確認できるように改めた。
 フォーラムでは、16年11月6日に「アッチェフェス2016(仮)」を開催することを発表したほか、16会計年度のアワードプログラムの発表、今会計年度の資格達成者の表彰などが行われた。

「アッチェフォーラム」会場のようす

「アッチェフォーラム」会場のようす

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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