第一三共ヘルスケア/化粧品通販のアイム買収/狙いは通販事業基盤の強化

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大手製薬メーカー・第一三共の子会社である第一三共ヘルスケアが、化粧品「ライスフォース」の通販を手掛けるアイム(本社香川県、沼田憲孝社長)を買収する。第一三共ヘルスケアは、アイムと通販ノウハウを共有することにより、自社の通販事業基盤の強化を図りたい考えだ。11月4日に全株式をエムシーピースリー投資事業有限責任組合から譲り受ける予定。取得価額は「非公表」(第一三共・コーポレートコミュニケーション部)としている。
 アイムは、コメを酵母や乳酸菌で発酵・熟成させた成分を主成分とする化粧品ブランド「ライスフォース」を展開している。今回、第一三共が公表した資料によると、同社の15年2月期の売上高は58億1100万円となっている。
 今回の買収の影響についてアイムでは「ネームバリューがある第一三共のグループに入ることはメリット。ユーザーからの信頼度向上につながるのではないかと期待している」(管理部)とコメントしている。

(続きは「日本流通産業新聞」10月8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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