〈機能性表示食品制度〉 消費者庁、検討会設置/年度内にも議論開始化

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消費者庁はこのほど「機能性表示食品制度に係る残された検討課題への対応」に関する検討会を設置する方針であることを明らかにした。「会期は未定だが、早ければ今年度中(16年3月末まで)に開始できるのではないか」(消費者庁食品表示企画課)との見通しを示した。
 消費者庁では検討課題として考えられる内容について、「積み残された課題として明確なのは、『食事摂取基準に記載されている栄養成分』や『機能性関与成分が明確ではない素材の新制度上における扱い』に関する議論」(同)とした。
 同制度の見直し検討については当初「施行後2年をめど」に実施するとしていた。消費者委員会からは14年12月の時点で、「必要があれば2年を待たずに見直しを実施してほしい」(河上正二委員長)との要望が出ていた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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