【EC売り方研究所】<ダイレクト・マーケティング・フェア2016◆セミナーダイジェスト>コンバージョンアップの特効薬!「ウェブ接客」丸わかり講座/有力ウェブ接客3社の"強み"を公開

エモーション・インテリジェンスの太田麻未CEO(講演時は営業担当執行役員)

 12月6~7日に東京ビッグサイトで開催した「ダイレクト・マーケティング・フェア2016」において、EC業界でも注目度の高いウェブ接客ツールを提供する、有力3社による合同セミナーが開催された。「ウェブ接客ツール」とは、サイトに来訪したユーザーに「クーポン」や「コンテンツ」などを提示し、コンバージョン(転換)につなげるサービス。3社はそれぞれ、人工知能(AI)を活用しクーポンを自動配信する「ZenClerk(ゼンクラーク)」や、サイト来訪者を即時解析し接客施策ができる「KARTE(カルテ)」、サイト来訪者の離脱防止や追客に役立つ「Ve Platform(ヴィ・プラットフォーム)」を紹介。活用方法や導入事例などを交えて、各サービスの強みや導入メリットを解説した。


■迷いをシステムが検知

 「ゼンクラーク」を提供するエモーション・インテリジェンスの太田麻未CEO(講演時は営業担当執行役員)が最初に登壇した。
 太田CEOはまず、「当社はユーザーのウェブ上の無意識の動きを機械学習でリアルタイムに解析して、価値あるデータに変換してサービスを展開している会社だ」と紹介。
 無意識の動きとは、ユーザーのサイト上でのマウスの操作や画面スクロールのこと。「Emotion I/O(エモーション・アイオー)」という機械学習システムが、これらの動きを読み取り「どの商品にどのくらい興味を持っているのか」「どのページでどれくらい興味を引いたのか」「購入にどれくらい近づけたのか」といったデータをリアルタイムに解析している。


■無駄なクーポンなくす

 同システムを基盤とした代表的なサービスが「ゼンクラーク」だという。ユーザーが購入を迷っている瞬間にクーポンを提示し、離脱を防いでコンバージョンを上げることが可能。「『ゼンクラーク』はクーポンを適切に制御して配布するためのシステム」(同)と話す。
 ユーザーの購買意欲を判断し、クーポン配布の有無を決めている。最初から購買意欲が高い目的買いユーザーや、ページを見ているだけの購買意欲が低いユーザーには、クーポンを出さず、商品の購入を悩んでいるユーザーにクーポンを提示できる。
 例えば、ゼンクラークを導入しているディノス・セシールの場合、商品ページでサイズや金額、商品画像、口コミ評価を確認していたもののカートに入れなかったユーザーが、別のページに遷移したタイミングで「先ほどの商品は今なら1000円オフで買えますよ」といったオファーを提示しているという。

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月22日・29日合併号で)

VeJapanのセールス・PRマネージャー杉本真似氏

ブレイドのセールスディレクター・坂部雅之氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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