【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第155回 豚足専門ECサイト<串達>/こだわり抜いた自慢の豚足でリピーター増

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箸でも摘める柔らかさも自慢の「絶品豚足」

箸でも摘める柔らかさも自慢の「絶品豚足」

 熊本県宇城市にある焼き鳥専門店「串達」の看板商品は、〝苦手な人でもおいしく食べられる〟自慢の「豚足」。口コミを中心にそのおいしさが広がり、遠方から実店舗に来る人や、ネットショップのリピーターを増やしている。豚足作りへのこだわり、売り上げアップに効果的なことなどについて、店主の吉塚佳史氏に話を聞いた。

●特徴・こだわり
 豚足が好きな人はもちろん、豚足は臭みがあって苦手という人にも食べてもらいたいという思いから、こだわり抜いた独自の豚足を作り上げた吉塚さん。
 「炊き込み時に手間暇をかけることによって、独特の臭みを最大限取り除くことにこだわりました。そして、豚足のポイントでもあるコラーゲン部分もおいしく食べられる煮込み時の味入れ(秘伝の調合)で、他店では味わえないおいしさを出しています。また、豚足とベストマッチの酢ダレをかけると、絶妙なハーモニーが生まれます。ご家庭にお届けした豚足は、自然解凍した後にオーブントースターで焼くことで、実店舗の焼きたてに近いカリッとした状態で食べていただけます」

●客層・声
 以前は、実店舗に来店する人限定で贈り物の注文を受け、県外に住む人に発送していたという。しかし、それを受け取った人から注文したいという連絡が増え、ネットショップを設立。個人の口コミが認知度アップにつながっている。
 「お客さまは30~40代が中心。九州の方が一番多く、中でも北九州の方のリピーターが多いです。広島に住むリピーターの方が、九州旅行の際に実店舗に来店してくださったり、ネットショップを見て県外から初来店される方も増えています。販売方法で効果があるのは、ネットでも実店舗でも口コミが一番。その口コミを生むために、新規のお客さまを増やさないといけないので、SEO対策にも力を入れています。お客さまからは、『一度に6本くらいすぐに食べてしまいます。おかげで痛風になりました(笑)』、『スナック(店)の商品として使っています』、『うちの2歳の子どもも大好きです』など、さまざまな声をいただいています」


(続きは、「日本ネット経済新聞」10月27日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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