【EC関連リサーチ】Criteo第3四半期「モバイルコマースレポート」/日本のモバイル転換率は米国の3倍

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グローバルでリターゲティング広告のリーディングカンパニーであるCriteo(クリテオ、本社フランス、ジャンーバティスト・リュデルCEO)は四半期ごとにクライアント企業のデータを分析したレポートを作成している。今回は同社が第3四半期(15年7―9月)のデータを分析した「モバイルコマースレポート」の中から、日本と諸外国の比較データを抜粋した。さらに、Criteoのモバイル製品担当バイスプレジデントであるジェイスン・モース氏から、日本のモバイルコマース市場の分析や、同社が強化しているサービスについて聞いた。

Criteoのデータによると、日本のEC市場のモバイルシェアは主要国の中でもトップクラスだということが分かる。日本のモバイルシェアは50%に近い水準に達しており、グローバル平均の35%を大きく上回っている。
 一方、クロスデバイス・ショッピングのシェア(複数のデバイスを利用してECを行うユーザーの比率)においては、日本は約50%となっており、グローバル平均と同水準だった。韓国はクロスデバイス・ショッピングのシェアが高く、60%を超える水準に達している。
 日本のモバイルコマースにおいて顕著なのが、スマホ比率の高さだ。英国ではスマホよりもタブレット経由でのECの方がシェアは高いが、日本では圧倒的にスマホの方がシェアは高い。ECにおけるスマホのシェアが40%を超えているのは日本と韓国だけだという。

(続きは日本ネット経済新聞 12月10日・17日の合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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