【ECショッパーズファイル】File.304 〈女性向けファッションのレンタル事業〉エアークローゼット/3着の服をレンタル

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 女性向けファッションのレンタル事業を手掛けるエアークローゼット(本社東京都、天沼聰社長)は2月5日、自社サイトをオープンした。月額6800円(税別)でトップスとボトムス、ジャケットの3着を貸し出す。返却期限はなく、送った服が気に入らなければ何度でも交換に対応する。顧客が希望すれば貸し出した服を販売する。
 サイト名は「air Closet(エアークローゼット)」=写真。会員登録の際に好みの色や服の属性などを入力してもらい、登録した情報をもとにスタイリストが顧客に合う服を選んで発送する。
 「自分で選んでレンタルすると、服のスタイルが固定化する。新しいファッションの発見をお客さまに楽しんでもらいたいと考え、スタイリストが洋服を選ぶ仕組みにした」(天沼社長)と言う。
 会員制度は服を貸し出す月額会員と、サイトの閲覧が可能な無料会員の2種類。7月31日時点での無料会員登録者数は5万6000人。10~40代の幅広い年齢層が登録している。月額会員数は公表していないが、30代前半の女性が中心となっている。
 「予想以上の人気で、お客さまが月額登録を待っている状態。物流やオペレーションの体制などを整えて、2020年までに月額会員数を17万人にしたい」(同)と今後の目標を語る。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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