【EC向けサービス導入事例】第49回〈ネットショップ一元管理システム「ネクストエンジン」導入〉/導入サイト 柳田織物 ワイシャツ専門店「ozie」/EC事業拡大の基盤に

ワイシャツ専門のECサイト「ozie(オジエ)」では、5000円台を中心に常時500点以上を販売している

 ワイシャツ専門のECサイト「ozie(オジエ)」を運営している柳田織物(本社東京都、柳田敏正社長)。かつては量販店向けの卸売りを手掛けてきたが、02年にECサイトをオープンし、現在は売り上げの90%以上をネット通販で稼いでいる。ECへのシフトを進める中、複数店舗の在庫管理が課題となり、Hamee(ハミィ)が提供しているネットショップ一元管理システム「ネクストエンジン」を採用。在庫を一元化したことでEC事業の基盤が整い、その後の事業拡大につながった。「ネクストエンジン」の機能面の優位性はもちろん、サポートデスクなどの対応力もシステム選定のポイントになっているという。
 柳田織物は1970年の創業。自社ブランドのワイシャツを量販店などに卸してきたが、アパレル市場を取り巻く環境の変化を受けて02年にECを開始した。ECへの業態転換を推し進め、15年時点では売り上げの約94%をECが占めている。
 ECは自社サイトのみで開始したが、06年に楽天市場に出店。当初は複数店舗の在庫管理を手作業で行っていたものの、業務負担が重かったため在庫管理システムを探していたという。
 ハミィは当時、「ネクストエンジン」の前身である「在庫エンジン」を提供していた。ASPで重量課金制型の「在庫エンジン」は、「当時としてはイニシャルコストが安く、求めていた機能も備えていた」(柳田社長)ことから契約を決めた。
 「ネクストエンジン」は13年秋にAPI(外部システムと連携するための仕様)を公開。カスタマイズの自由度が拡大したことで、「利便性は一層高まった」(同)と言う。
 柳田社長が「ネクストエンジン」を使い続ける背景には、優れた機能性と利用料金の安さに加え、ハミィの営業担当者やサポートデスクの対応力があるという。
 「通販システムの機能が良いのはある意味で当たり前。サポートなどを含め、その会社が信頼できるかどうかがシステム会社を選ぶ基準になる」(同)と言う。
 通販システムの高機能化が進む中、マニュアルを読んだだけでは機能を使いこなせない場合がある。サポート体制などの対応力が通販システムの差別化につながっているようだ。


〈システム概要〉
 複数店舗の受注管理や在庫管理、売り上げ分析などを一元的に管理するECシステム。多店舗展開しているEC事業者の業務効率化に役立つ。受注処理から出荷指示までの業務を自動化することも可能だ。15年1月末時点の導入社数は1707社。

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