【EC向けサービス導入事例】第42回〈トランスコスモス ウェブ広告のクリエーティブを最適化「ロジックアート」〉/導入サイト「DeNAトラベル」/広告の制作配信コストが30%減

「DeNAトラベル」は「ロジックアート」でディスプレー広告の制作と配信のコストを約30%削減した

「DeNAトラベル」を運営しているエアーリンク(本社東京都、中野正治社長)は、ウェブ広告のクリエーティブを最適化するツール「LogicArt(ロジックアート)」を利用した結果、ディスプレー広告の制作と配信のコストを約30%削減することに成功した。広告効果の検証期間は従来の約3分の1に短縮できたという。
 「ロジックアート」はコールセンター大手のトランスコスモスが提供しているウェブ広告改善ツール。ディスプレー広告のキャッチコピーや画像、背景色、フォントなどの効果検証を効率的に行い、広告効果が最も高いデザインを導き出す。
 クラウドソーシングを活用してバナー広告を大量に制作。広告配信前にモニターアンケートを実施し、消費者が広告に対して「何を感じ」「どう反応したか」を分析した後、クリエーティブの改善と検証要素の抽出を行う。
 実験を効率的に行うための統計学的手法の一つである「実験計画法」を使うことで、効果検証に必要なクリエーティブの種類を絞り込む。
 広告の構成要件である「キャッチ」「画像」「背景色」「フォント」について、仮に、四つの要素それぞれで4パターン制作した場合、クリエーティブは合計256種類に上る。
 全てのクリエーティブで配信テストを行うと膨大な時間とコストがかかるが、実験計画法で種類を絞り込むため、無駄な配信コストと検証期間を削減できるという。
 厳選した複数のバナーの配信結果を測定し、統計的に最も効果が高いクリエーティブを選定する。
 近年のウェブ広告業界では、ユーザーデータを活用して広告配信枠を選定し、リアルタイムのオークション形式で広告枠を買い取るディスプレー広告が普及している。クリエーティブの効率的な効果検証が課題となっていることからサービスを開発した。


〈システム概要〉
 「LogicArt(ロジックアート)」は、ディスプレー広告のキャッチコピーや画像、背景色、フォントなどの効果検証を行い、最も広告効果が高いデザインを導き出す広告支援ツール。統計学的手法を用い、テストに必要なクリエーティブの種類を絞り込むことで、検証作業を効率化する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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