【売り上げ アップしました】〈レッカスグルーヴ〉/BtoBカート導入で効率化

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「ルーカスホールセラー」のトップページ

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 レッカスグルーヴ(本社東京都、魚谷博社長)は、カラーコンタクトのBtoB向けECサイト「RECUS WHOLESALER(ルーカスホールセラー)」を運営している。Dai(本社京都府)が提供する、BtoB専用ASPカートシステム「Bカート」を採用。これにより多くの注文数を受けることが可能になり、サイト開始以来増収を続けている。
 会社は08年2月に設立した。BtoB向けのECサイトのほか、EC企業のサイトデザイン、撮影代行も行っている。カラーコンタクトレンズや化粧品、雑貨などの卸事業は12年から開始。BtoB向けECサイト「ルーカスホールセラー」は現在、60~70ブランドのコンタクトレンズを取り扱っている。「日本最大級かつ業界トップクラスの人気ブランドカラコンの販売代理店」(同社)としている。
 コンタクトレンズや雑貨などを販売するECサイトにターゲットを絞り込んで電話営業を実施し、訪問も行っている。12年の開始当初は、エクセルで受注管理を行ってきたものの、ニーズの高まりを受けて受注件数が増加してきたことから、BtoB専用ASPカートシステム「Bカート」の導入を決めた。
 「Bカート」を導入したのは、注文から請求書発行、在庫管理まで一元管理できる点に魅力を感じたためだ。導入前は、メールで注文を受け付けて、メーカーに発注をかけるといった業務だった。カラーコンタクトを取り扱うEC企業が増えたことで、取引先が年々増加。「導入後から業務効率が向上した。担当者を増やさずに対応できている」(同)と成果について話す。
 このシステムを活用して、14年11月に発売した自社ブランドの度ありカラコン「ラブホリック(LOVEHOLIC)シリーズ」やフェイスパウダー「ガーリング(Girling)」の販売にも力を入れる。
 レッカスグルーヴでは、サイトのデザインや撮影代行などといったEC向けの支援を包括的に行うことで、取引先を広げている。


〈企業データ〉
 出店先「自社」
 配送委託先 「佐川急便」
 導入システム 「Bカート」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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