【ECショッパーズファイル】File.241 〈フェアトレードEC〉クラフトリンク/売上は途上国支援に充てる

13年に「ソーシャルプロダクツ・アワード」を受賞したせっけんが人気商品

 バングラディシュやネパールなど途上国支援活動のNPOシャプラニール(本部東京都、岩城幸男代理事)は74年にフェアトレード商品のカタログ通販を始めた。01年に自社ECサイト「クラフトリンク」を開設し、04年に楽天市場に出店した。売り上げはNPOの活動や途上国支援に充てている。
 サイト利用者は女性が9割を占め、30代が多い。「その年代が、社会貢献に関心が高いのだと思う」(国内活動グループの佐藤貴士氏)と説明する。
 社会貢献向けの商品を対象とした「ソーシャルプロダクツ・アワード」を13年に受賞したせっけんが人気商品だ=写真。一部商品は、フェアトレードショップや大手百貨店にも卸している。
 13年度の通販事業売上高は6500万円。ビジネスと社会貢献を両立するため、売り上げと利益のバランスに苦労しているという。「利益が高まれば生産者に賃金を多く払えるが、価格を下げると生産者の負担が大きくなってしまう」(同)と話す。商品の背景を伝えることで、大量生産の商品と差別化を図っている。


〈ショップデータ〉
(1)運営団体「NPO法人シャプラニール」(2)出店先「楽天市場」(3)導入システム「─」(4)配送委託先「ヤマト運輸」(5)EC担当者「4人」

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