【EC向けサービス事例】第131回 関通「クラウドトーマス」/導入サイト「fran de lingerie」/ミス発生率10分の1に激減

「fran de lingerie」のサイト画面

 女性用下着の企画・販売を手掛ける寿屋(本社愛知県、奥村茂雄社長)は、ECの売り上げ拡大に伴い、受注・発送が追い付かないことが悩みだった。そこで同社は2月、関通の倉庫管理システム「クラウドトーマス」を導入した。その結果、スタッフ一人当たりの処理できる作業量が倍増、ミスの発生率は10分の1に激減した。
 寿屋は、自社ブランドの女性用下着を販売している。メインは、全国20カ所の自社実店舗での販売だ。
 EC事業は、14年11月に開始した。現在では越境モールを含めた、11のモールに出店しており、18年2月期の売上高は、前期比倍増の1億円に達する見通しだという。
 同社では、自社倉庫を保有しており、実店舗やEC顧客に向けた、受注・発送も自社スタッフが行っている。
 EC比率の拡大に伴い、商品の発送が追い付かなくなってきていた。女性用下着は色やサイズが豊富で、一つの形状のブラジャーでも、3色について15サイズ、合計45種類をそろえていることが、発送の手間が増える原因となっていた。発送のシステムも当時は、実店舗に商品を納入するために構築したものであり、少量多品種をEC顧客に発送するのには不向きだった。「まさかこんなにオーダーが増えるとは。ヤマトや佐川の集荷の時間に間に合わせるため、毎日大忙しだった」(奥村聡管理本部長)と新システム導入前を振り返る。
(続きは、「日本ネット経済新聞」6月29日号で)


《システム概要》
 物流会社の関通が自社ノウハウを商品化した倉庫管理システム。宅配会社の伝票のバーコードを読み取って、商品が倉庫のどこにあるのか確認できるなど、新人でも戦力になれるように設計されている。ミス発生時には、音声警告を発する。スマホを端末として採用することで、導入コストも安価に抑えている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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