【ネットショップ「売れる」デザイン・演出テクニック】連載60 マンネリに打ち勝つデザイン【上】

■マンネリ脱却のカギはアイデア出し

 ECの現場でデザインに携わっている中で、自身がデザインした成果物に何らかの共通点や法則を感じることはないでしょうか。例えばページ内で使用しているフォントやエフェクト、装飾の要素に注目した場合、過去に制作したページなどでも同じような体裁で使用されていたりすることがあります。
 定番のデザインがあることは本人の個性でもあり、業務効率化の観点からは時間短縮にもつながりますが、ECサイトの場合、商品の特性をアプローチするだけではなく、最終的にはお客さまに商品を購入していただくことを念頭にデザインする必要があります。
 特にデザインにはデザイナーの好みや主観が大いに影響するため、気に入ったパーツや装飾を何度も使用してしまいがちです。今回はデザインがマンネリ化しないための秘訣を伝授します。
 デザインに着手する前に脳内でシミュレーションしたり紙にラフを書いたりすることがありますが、長く携わっていると次第にその作業を行わぬままデザインすることが増えてきます。
 これは脳内で考えたことをデザイン上でおおよそ形にできるようになったとも言えますし、経験を重ねたことでデザインのバリエーションが増え、考える前に手が動くという状況でもあります。
 しかし、裏を返せばデザインにおける新たな思考が生まれにくい環境とも言えます。ECデザイナーは商品管理や受注対応など、デザイン以外のことも並行して行う場合が多く、デザインだけに注力することは困難でしょう。
 そのため、パターン化した「いつものデザイン」を駆使し商品をリリースすることが時間を有効に使う一つの手段となるでしょう。

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月8日号で)

【著者プロフィール】
 長山衛(ながやま・まもる)氏
 某大手食品ECサイトで運営を手掛けた後、08年10月にECサイトの運営代行などを手掛ける株式会社ネットショップ総研を設立。
 11年11月に「食品ネットショップ『10倍』売るための教科書 リピーターを確実に増やす商品プレゼン77のテクニック」(日本実業出版社)を上梓。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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