【EC向けサービス事例】第119回 「メルシーシステム」/導入サイト「伊東屋」/店舗とECの相互送客促す

店頭のデイスプレーに商品を映すとタグを読み込み、詳細な情報を表示する

 老舗の文房具販売会社、伊東屋(本社東京都、伊藤明社長)が、オムニチャネルを推進している。店頭に設置したディスプレーとスマホアプリを連動させたプラットフォームを16年4月に導入し、ECサイトと店舗の相互送客を促している。サイトと店舗をシームレスにつなげ、利用者の囲い込みを図りたい考え。
 伊東屋が導入したプラットフォーム「メルシーシステム」は、ITベンチャーの12JAPAN(本社東京都、ダニエル・モンテベルCEO)が開発した。12JAPANは、店舗とECサイトを統合するシステムを開発している。
 伊東屋は銀座本店ビル内に、試着用の鏡のようなディスプレーを設置している。ディスプレーで商品を映すと内蔵しているカメラが商品タグを読み込み、商品のサイズや色など詳細な情報をディスプレーに表示する。
 表示画面をタッチして操作し、そのままECサイトで注文できる仕組み。ディスプレーには、在庫情報を表示することも可能。利用者からサイズや色などの質問を受けると、スタッフがディスプレーを操作して在庫状況を確認できる。
 従来、売り場とバックヤードを往復して在庫の確認作業を行っていた。その手間が省け、スタッフが接客に割ける時間が増加。在庫がない商品はECサイトへ誘導し、販売機会損失の減少にもつながっているという。

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月16日号で)

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