【EC注目株!】第80回 クルーズ/12年7月のSHOPLIST開設が転機、さらなる成長続く

”IFIS目標平均株価は強気・弱気交錯、押し目拾いが肝要”

 クルーズ(2138)の大黒柱はファストファッションのネット通販。2008年にEC事業に参入した。当初はさまざまな商品を取り扱う総合型ECモールの運営などを手掛けていた。
 転機は12年7月の通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」の開設。10代から20代の女性を中心とした月間最大でMAU(月間アクティブユーザー)700万人を誇る自社メディア「CROOZ blog」からの送客が功を奏し、当サービスは垂直に立ち上がった。
 「SHOPLIST.com by CROOZ」の今日までの成長についてIR担当者は、「まだまだ認知率の向上には伸び代もあるし、そのほか、配送日数や商品の質などにも課題を抱えている。それだけにやるべきことが明確にあるため、さらなる成長は見えている」とした。
 サイト内の国内外のファストファッションブランド数は約500。取り扱いアイテム数約22万点。「新たなブランド開拓にも継続して力を注いでいる」と言う。直近では世界49カ国に760以上の店舗を展開するアメリカ・ロサンゼルス発のグローバルファッションブランド「FOREVER21」が日本のファッション専門通販プラットフォームで初めて同サイトに出店するなど、勢いは止まらない。
 冒頭にも記したが、EC=クルーズの大黒柱は、先に開示された17年3月期第3四半期の説明会資料にも明らか。「SHOPLIST.com by CROOZ」の売上高は約57億円と四半期ベースの過去最高を更新。前年同期に比べても23%増と騰勢が明白だ。それを支えている新規ユーザーの流入も増加傾向を続けている。
 今後についても説明会資料は「強気」の匂いをプンプンとさせている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月9日号で)

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