【キューアンドエー 川田哲男 代表取締役社長】20年に売上300億円目指す/新技術と人の対応のバランス重視

川田哲男 代表取締役社長

 コールセンター会社のキューアンドエー(本社東京都、川田哲男社長)は今年6月、新社長にNECネッツエスアイ執行役員の川田哲男氏が就任し、さらなる事業拡大に乗り出している。牛島祐之前社長(現・NECネッツエスアイ社長)体制から志向していた「人的なセンター運営からの脱却」の方針を踏襲しつつ、人によるアナログな対応も重視する。20年までに売り上げを現在の約1.6倍となる300億円達成を目標に掲げる。今後の事業戦略について川田社長に聞いた。

■アナログ接客の大事さ実感

 ーーー社長就任の経緯や、今後の経営方針を教えてください。

 今年4月に、キューアンドエーの社長就任の内示を受けました。NECやNECネッツエスアイでは主にセールスを担当しており、コールセンター業界に身を置くのは初めてです。不安はありますが、新天地で新たな挑戦ができることをうれしく思っています。
 牛島前社長時代から、経営方針の大きな変化はありません。まずは当社の事業状況を冷静に見て、引き継いだ課題をしっかりとクリアしていくことを意識しています。

 ーーー課題というのは。

 労働集約産業のコールセンター業界には、大手から中堅企業までさまざまな事業者が存在しています。中堅のベンダーとしてこの先も生き抜いていくためには、当社の特色や強みをより強く打ち出していく必要があると考えています。
 テクニカルな領域での品質の高さと、顧客のニーズへの細やかな対応力が当社の強みだと認識しています。実際にその点を評価してくれるクライアントも多いです。地方にある当社のコールセンターを訪問すると、各拠点にプロフェッショナルなオペレーターが数多く存在し、非常に頼もしく感じています。

 ーーー牛島前社長は、「人的なコールセンターからの脱却」という話を強調していました。

 例えば、AI(人工知能)のような新しい技術の活用は、社内の業務効率化を進める上で絶対に必要です。最新技術を駆使したコールセンターの仕掛け作りは当然引き継いでいきます。

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月20日号で)

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