【「PRELY」レッドホースプルート 金田雅人 代表取締役社長】ギフトECで年商100億円へ

金田雅人氏

 土産物の通販事業を手掛けるレッドホースコーポレーション(本社東京都、宮本隆温社長)のグループ企業、レッドホースプルート(本社東京都、金田雅人社長)は4月19日、カジュアルギフトのECサイト「PRELY(プレリィ)」を開設した。グループの強みを生かした独自の商品選定や、商品検索サービスの充実化で他社と差別化を図る。「プレリィ」をカジュアルギフト最大手に成長させるとともに、数年以内に年商100億円を目指す。カジュアルギフトECサイト開設の理由や今後の展望を金田社長に聞いた。

■〝商品発掘力〟を生かす

ーーカジュアルギフトEC事業に参入した理由は。
 われわれが強みとしている商品の発掘力を生かせるためです。40年近く、旅行土産のリーディングカンパニーとして取り組んできましたが、ターゲット層が旅行者に限定されてしまうというジレンマがありました。もっといろいろな方に利用していただくサービスを展開したいと考えていました。そんな中、女子会やホームパーティーといった知人同士が集まる場で、女性が気軽にプレゼントを贈り合う習慣が根付きつつあることに注目しました。手頃な価格で購入できるカジュアルギフトの需要が高まっており、チャンスと捉えました。
ーー商品の発掘力とはどのような意味ですか。
 レッドホースグループで取引先企業の口座を数百口抱えており、魅力ある商品に出会える確率が高いことです。当社の事業は20~40代の女性をターゲットにしているため、個性的で流行の先端を行く商品が求められています。調査で気になった商品がグループで取引している企業のものであった場合、すぐにアプローチをかけることができるので、時間をかけずに新商品を開拓することができます。
ーー取扱商品を選ぶ基準は。
 主に価格やパッケージ、話題性で商品を選定します。カジュアルなギフトということで、価格は2000円前後の商品を中心に選んでいます。商品ジャンルとしては食品が多いです。フェイスブックやインスタグラムといったSNSで自社商品を紹介してもらえるよう、SNS映えする商品も採用しています。
 当社が調査を行ったところ、ターゲット層としている20~40代女性は美容室に置いてある雑誌で手土産の情報を得ていることが分かりました。そこで雑誌やテレビといったメディアで露出している商品の絞り込みを行っています。

■検索サービスを充実

ーーEC事業で重視している点は。
 商品の検索サービスを充実させた点です。プレゼントをあげる人の性別や趣向、キーワードで、お薦め商品を表示する機能を付けました。当社のアンケート調査で、プレゼントを選ぶ際の悩みとして「何をあげたらいいか分からない」という回答が9割に達していたためです。SNSの口コミや独自の調査データを基に推薦する商品を選別しています。

(続きは「日本ネット経済新聞」6月8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ