キャッチボール(本社東京都、村上あらし社長、(電)03―5909―3490)が提供する後払い決済サービス「後払い.com」は、利用者の即時審査や手厚いサポート体制が好評だ。すでに2万店舗以上が導入している。決済代行やカートASPなどEC支援会社向けOEM(相手先の名称によるサービス提供)事業も提携企業が拡大しているという。
「後払い.com」は14年、利用者に審査結果を迅速に返す「リアルタイム与信サービス」を開始した。提携先の一元管理システムを導入しているEC事業者は、同サービスをすぐに導入できる。同社のAPIを活用して、新規導入することも可能だ。
カスタマーサポートも充実している。他社の後払い決済サービスは、土日・祝日にカスタマーサポートが稼働していないというケースが多い。
同社は年末年始を除き、年中無休で利用者の問い合わせに対応している。
「平日にお仕事をしている方は、土日にECを利用するケースが多い。利用者から土日もお問い合わせに対応することで顧客の取りこぼしを防ぐことができる」(村上社長)と語る。
与信金額に制限がなく後払い決済を利用できる点も好評だ。他社サービスの多くが利用上限を5万4000円に設定している中、利用金額に上限を設けていない。
「ギフトで利用する際や、年末など買い物が集中する時期は、すぐに利用金額が5万4000円を超えてしまう。お客さまが後払いを使いたくても使えなければ、他のお店に行ってしまう」(同)と話している。
「後払い.com」のOEM提供も積極的に展開している。サービス品質の高さが評価され、OEM提供先も拡大している。
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