システム開発の三愛ケーアールディ(本社大阪府、黒田英樹社長、(電)072―626―2786)は、粗利管理に強い受注処理ソフト「マイティ通信販売」を提供している。モールや決済ごとの手数料を自動計算し注文1件当たりの粗利を把握できる。利益重視の店舗から強い支持を集めている。
「マイティ通信販売」は複数店舗の売り上げや売上総利益を一括して管理できるため、業務を効率化できる。注文ごとの粗利率を自動計算できるだけでなく、月間の粗利をグラフで表示し、損益分岐点への進捗を可視化することも可能だ。
「ネット通販において型番商品などは価格競争が進んでおり、競合店に追随してむやみに値下げしてしまうケースは多い。しっかりと粗利を把握することで価格競争しながらも利益を確保できる」(黒田社長)と話す。
EC企業に加え、カタログ通販企業などにも導入されている。カタログ1号当たりの注文件数、反響率なども簡単に集計できる。物販だけでなく、役務やサービスなどのネット受注にも対応している。
「弥生販売」をはじめ、市販の販売管理ソフトなどと連携が可能で、売り上げ、入金消し込みの管理など経理業務の効率化にもつながる。事業の成長に伴い、カスタマイズ開発の依頼を受けるケースもあり、10年以上利用しているクライアントも増えている。
《Eコマース業界地図「一元管理システム編」》三愛ケーアールディ「マイティ通信販売」/粗利管理に強いソフト
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