越境EC支援のスターフィールド(本社東京都、星野翔太社長、(電)03―5956―9292)が提供する越境EC向けカートシステムは、アジア向け越境ECに強いサービスだ。中国の三大決済サービスに対応しているだけでなく、アジアのユーザーに適した機能を多数搭載している。
「LaunchCart(ランチカート)」は多言語多通貨に対応した越境EC向けカートシステム。導入企業の販売対象国に応じてテンプレートを作成するため、言語は無制限に対応できる。140通貨に対応した機能も用意。基準通貨を自由に設定できる独自機能も備えている。
「他社のカートは基準通貨を日本円に設定し、為替に応じて外貨の表示を変える仕組みを採用。つまり為替変動によってサイトの外貨価格が変動してしまう。『ランチカート』では例えば中国元を基準に設定するとECサイト上の中国元価格が変動しないため、現地の実店舗と価格を統一化することも可能。海外顧客を惑わすことなく、安心して購入できる環境を構築できる」(星野社長)と話す。
グローバル向けの越境ECサイトを構築できるだけでなく、中国をはじめとしたアジアの顧客を獲得するための機能性も強み。中国の三大決済サービス「銀聯(ぎんれん)カード」「Alipay(アリペイ)」「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」に対応しており、中国人ユーザーが利用しやすい環境を整えている。
「中国三大決済サービスに対応している国内のカートは数少ない。他にもせっかちなアジアの顧客に対応するため、注文から購入完了までの画面遷移数を削減する機能なども提供している。実際にコンバージョンが高まった実績がある」(同)と話す。
中国向けECサイト構築に適した安価なサーバー「Alibaba Cloud(アリババクラウド)」やマーケティング支援サービス、海外転送サービスなどと連携している。越境EC事業に必要な環境構築の支援も行う。
【Eコマース業界地図「越境EC編」】PICK UP!注目サービス/スターフィールド「LaunchCart」/アジアに強いカート/中国の三大決済に対応
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。