【Eコマース業界地図「CRM編」】フューチャーショップ/LINE導入実績多数/40社の導入を支援/LINE送客率45%の事例も

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フューチャーショップ事業戦略部・安原貴之部長

フューチャーショップ事業戦略部・安原貴之部長

 ECサイト構築プラットフォーム「FutureShop(フューチャーショップ)2」を提供しているフューチャーショップ(本社大阪府、星野裕子社長、(電)06―6485―6485)は、LINEのOfficial Web APP(OWA)の認定パートナー。「フューチャーショップ2」の導入企業向けOWAオプションはすでに約60社が申し込み、約40社が利用している。
 抹茶スイーツなどを販売する伊藤久右衛門(本社京都府、北村公司社長)は、メルマガの反響が落ちてきたため、LINE活用を強化している。OWAオプションを活用し、「LINE@」のアカウント経由でターゲットを絞り込んだメッセージの配信を開始。ECサイトへの送客率は45.6%にもなった。メルマガよりもはるかに高い送客率だという。
 「LINEでのメッセージは、ビジュアルにこだわる必要がある。伊藤久右衛門さまのように、パッと見てメッセージの内容が分かるように、写真などを効果的に使った方が反響は高まる」(フューチャーショップ事業戦略部・安原貴之部長)と話す。
 古着店を運営するジェイエイエムトレーディング(JAM、本社大阪府、福嶋政憲社長)は、フューチャーショップが提供するオムニチャネル対応プラットフォーム「フューチャーショップ2X(クロス)」を導入している。
 昨年9月に同プラットフォームのOWAオプションを導入し、LINE@アカウントを実店舗の会員証のように活用する取り組みを開始した。
 「ECサイトの会員登録を実店舗で促す際も、LINEの画面から誘導できるためスムーズになった。ユーザーにとってなじみのあるLINEが実店舗と自社ECのハブになり、ファンとのコミュニケーションに役立つ」(同)と話す。
 JAMはOWAオプション導入後、LINEの「友だち」数が増加。10月11日時点の「友だち」数は4470人だったが、現在は1万3000万人以上に増加している。

ジェイエイエムトレーディングはLINE@アカウントを会員証のように活用

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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