【一元管理システム】ZONZON 受注管理システム「出荷職人」/クラウド版を提供開始

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 受注管理システム「出荷職人」を提供するZONZON(本社東京都、山本哲也社長、(電)0120―929―568)は6月1日、「出荷職人」のクラウド版の提供を開始した。これまではインストール型のみでシステム提供していたが、クラウド版を加えたことにより、例えば事務所と倉庫が離れていても、さまざまな場所からアクセスできるようになった。導入前に試用することも可能で、1カ月間の無料お試し利用の募集も開始している。
 「出荷職人」は状況に応じて柔軟にカスタマイズできる点が好評だ。例えば「こういう注文にはこういうサンクスメールを送る」など、細かなカスタマイズを得意としている。
 このほか、発注先が多数ある場合でも、発注書を全ての発注先に一括送信できることも導入企業の業務効率化につながっている。
 特に家具などの業界は今もFAXで発注を受け付けるメーカーが多い。システムで一括発注できるため、ミスも減ったという声が挙がっている。
 出荷までの時間短縮にもつながり、顧客から「配送が早くなった」と言われる導入企業もある。
 「出荷職人」は、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの受賞実績を持つ「タンスのゲン」など有力EC事業者が多数導入している。インストール型の「出荷職人」は、ECの事業規模がある程度大きくなって他社のシステムから乗り換える導入企業が多かった。
 しかし、クラウド版は自社にサーバーを置く必要がないため、中小EC事業者も利用しやすくなる。「中小EC事業者の業務効率改善にも貢献したい」(山本社長)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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