【一元管理システム】アクティブ・ワーク「ACTIVE―REC」業務の効率化を実現

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 システム開発などを手掛けるアクティブ・ワーク(本社東京都、渡辺登社長、(電)03―3861―3591)が提供する一元管理パッケージソフト「ACTIVE―REC(アクティブ・レック)」は、ECサイトだけでなく実店舗やEC以外の通販チャネルの受注・商品・在庫管理にも対応している。基幹システムといわれる仕入れや入出庫などの販売管理にまで対応。フロント部分から基幹部分まで網羅した、一歩進んだ一元管理機能がEC事業を展開する企業の業務効率化に役立つという。
 EC業界で一元管理システムと呼ばれるサービスの多くは、自社サイトやモール店の受注・在庫情報、商品データの一括管理ができる機能にとどまっている。
 「アクティブ・レック」はECサイト以外の販売チャネルも含めた「受注」「売り上げ」を一元的に管理できるだけでなく、仕入れ業務における「発注」から、商品の「入庫」「検品」、販売後の「出荷」までを管理できるシステムだ。
 各チャネルの情報管理から販売管理まで一つのシステムで完結できることにより、情報の登録ミスやデータ処理の漏れを減らすことができ、チェック作業の手間が削減できる。チャネルごとの売り上げ実績や配送コストなどの経費も簡単に分析できるため、経営判断を下す際にも役立つという。

【見えないコストに注意】
 「他社のASPサービスは初期費用や月額費用が低く抑えられるように見えるかもしれないが、必ずしもそうではないケースがある。受注管理やメール管理などのASPを個別に導入し、それぞれのコストが毎月かかることにより、5年間というスパンで見た場合に割高になっているケースもある」(システム営業部・渡辺孝佳部長)と話す。
 さらにASPでは、ファイルを用いたデータ連携に手間がかかったり、基幹システムと連携するためにカスタマイズの費用がかかるなど、サービス料金以外のコストが生じる可能性があるという。


【購買分析機能も強み】
 「アクティブ・レック」は商品ごとの受注状況をリアルタイムでチャート化する機能や、高度な購買分析機能なども標準搭載している。
 注文件数のチャートは「日時」「週次」「月次」「年次」など期間を変えて表示することも可能。時間帯や曜日ごとの商品の売れ行きの傾向を可視化できるという。
 会員の属性や販売チャネルなど、カテゴリーごとの販売データを自動的に抽出し、ワンクリックで円グラフや棒グラフを表示することもできる。
 顧客の「年齢」「性別」「居住地域」「会員ランク」「販売チャネル」など、さまざまなカテゴリーごとに販売データを分類。「地域ごとのチャネル別の売上高」といったクロス分析も可能だ。販売状況の把握や購買状況の分析が手軽にできることにより、販売施策を迅速に展開できたり、その精度を向上することもできるという。

「アクティブ・レック」の機能イメージ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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