【ショッピングカート】Ｄａｉ「ＢカートＡＳＰ」/ＢtoＢにサービスを特化/導入企業数が２００社を超える

Ｄａｉ（ダイ、本社京都府、木脇和政社長、０７５―３６１―１１７１）が提供する、ＥＣ支援サービス「ＢカートＡＳＰ」は、ＢＢコマースに特化しているのが最大の特徴だ。導入実績は約２００社。「ＢカートＡＳＰ」を利用して商取引を行う企業数は１０万社を超えているという。
　システムはＡＳＰ化している。企業間取引は独自の商習慣が多く、カスタマイズが必要だ。しかし、ＢＢの商習慣に対応することができる機能の多くを標準で対応しており、追加コストをかけずに導入が可能となっている。
　最短３日で、月額９８００円から導入でき、カスタマイズの必要がない。「スモールスタートが可能で、サイトの規模によって契約プランを変更できる」（鵜飼智史営業統括マネージャー）としている。
　Ｄａｉでは、ＥＣ企業向けのＢtoＢコマースをテーマにしたセミナーを通じて「ＢカートＡＳＰ」の認知を高めている。セミナーでは、「ＢカートＡＳＰ」の商品説明に加え、ＢtoＢコマースのニーズが高まっていることも解説。６月９日には、ＥＣコンサルタントの菅原渉氏と都内でセミナーを開催する予定だ。
　他社との提携も強化する。ペイジェントが提供する決済サービスのほか、今年１月には、ＥＣ向け集客支援サービス「コンビーズレコ」と連携。４月には、通販用ＣＲＭシステム「うちでのこづち」との連携も始めている。これにより既存システムを大きく変更することなく、事業を始めることができるという。
　今後は、オープンプラットフォーム化を目指す。ＢtoＢについても、オムニチャネル化が進むことを予測しており、ネットとリアルの両面で対応できる機能を追加していく考えだ。