【ショッピングカート】GMOメイクショップ「MakeShop」/デザイン性を大幅拡充/流通総額は4年連続首位

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 カートASP「MakeShop(メイクショップ)」を提供するGMOメイクショップ(本社東京都、向畑憲良社長、03―5728―6227)は12年から4年連続で、利用店舗の流通総額が業界トップを維持している。「機能数」や「サポート体制」などはすでに業界トップクラスだというが、今秋までサイト構築の根幹部分であるCMS(コンテンツマネジメントシステム)を改修する。デザイン性の高いサイトを構築できるように機能を大幅に拡充する予定だ。
 「MakeShop」はショップの構築や運営、集客に活用できる機能を650以上も持ち、業界トップクラスの規模を誇る。技術面だけでなく売り上げ拡大を支援するサポート体制も強化している。
 「ECアドバイザー」が開設間もない店舗や、売り上げが伸び悩む店舗には直接連絡し、サイト構築から集客、戦略に至るまでをアドバイスしている。「ECコンサルタント」によるセミナーやスクールも開催している。
 「機能性」や「サポート体制」を強化したことにより、業界トップの流通総額を記録しているが、さらなるサービス拡充を進めている。今秋までにCMSを改修し、デザインのカスタマイズ性を大幅に高める。
 一つのHTML(ウェブ言語)でパソコンやスマホなど端末に合わせてコンテンツを表示できる「レスポンシブデザイン」にも対応。SEO(サイト検索最適化)対策も強化する。
 「一括でサイトのコンテンツをアップロードできるなど、制作会社などがデザイン性豊かなサイトを効率良く構築できるようにする。ネット初心者の店舗さまでも自社のイメージに合ったデザインを自由度高く制作できるようにする」(プロモーション戦略室)と話す。
 デザイン性強化の取り組みが評価され、ファッション企業への導入も進んでいる。
 4月には、ファッション業界に特化したEC支援を手掛けるアパレルウェブ(本社東京都、千金楽健司社長)との業務提携締結を発表。すでにアパレル大手企業が「MakeShop」導入に向けて動いているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

ショッピングカート 特集記事
List

Page Topへ