夢展望15年4―6月期/ 売上高35%減 /減収率は6.1ポイント悪化

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レディースファッションのECを展開する夢展望の15年4―6月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比34・9%減の10億1900万円だった。減収率は14年4―6月期と比べて6・1ポイント悪化。ファッショントレンドの変化に対応できなかった上、収益性を改善するため広告投資を抑制したことで売り上げが大幅に減少した。

夢展望は、「安くて可愛いギャルファッション」を強みに売り上げを伸ばしてきた。しかし近年は、「メーンターゲットである10代後半から20代女性のファッショントレンドが変化したことで売り上げが低迷している」(管理本部)と言う。
 今期はブランドイメージを再構築するため通販サイトなどに起用するモデルを一新。日本人とカナダ人のハーフで、モデルなどとして活躍しているマギーさんらを起用するなど、ブランドイメージの変革を急いでいる。
 商品の品質や付加価値を訴求し、安売りのイメージ払拭(ふっしょく)に取り組んできた。しかし、「ギャルファッションのイメージから脱却しきれていない」(同)ことから売り上げ回復のめどは立っていない。
 
(続きは日本ネット経済新聞 8月27日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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