ファブリック/割安配送サービス提供/ヤマト運輸と連携し、9月上旬に

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フリル仕様のネコポス専用パッケージを持つヤマト運輸・営業部長の小管氏(写真左)ファブリック・堀井CEO

フリル仕様のネコポス専用パッケージを持つヤマト運輸・営業部長の小管氏(写真左)ファブリック・堀井CEO

フリマアプリ「Fril(フリル)」を提供するファブリック(本社東京都、堀井翔太CEO)は8月17日、ヤマト運輸と提携し、新たな配送サービスを9月上旬に開始すると発表した。同サービスを利用することにより、販売者は商品を割安に配送できるようになるという。
 新サービスはヤマト運輸が4月に開始した小さな荷物の配送サービス「ネコポス」をベースにしている。配送料金の詳細はサービス開始時に発表予定。ファブリックが運賃の一部を負担することにより、「ネコポス」の正規料金よりも割安な送料設定にする予定だという。
 新サービスを利用する販売者には、「フリル」で商品を販売した後、アプリ上でQRコードが提供される。商品をヤマト運輸の直営店に持ち込み、QRコードを店頭端末「ネコピット」で読み取ると、そのまま送り状に必要な情報を印字できる。商品が購入者に届いたことが確認された後、販売者には、売り上げから販売手数料と送料が差し引かれた金額が、ファブリックから支給されるという。
 新サービスの利用者には独自の補償サービス「フリルあんしん補償」を提供する。配送時に商品が紛失した場合は、販売者と購入者の両方に商品代金を補償するという。さらに、商品購入者がアプリ内で商品の配送状況を確認できる機能も設ける予定だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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