楽天/三木谷氏、海外販売を訴求/配送スピードなど物流改革も積極化

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「楽天EXPO」の講演に登場した三木谷浩史社長

「楽天EXPO」の講演に登場した三木谷浩史社長

楽天は7月31日、「楽天市場」の出店者向けビジネスイベント「楽天EXPO」を、東京・高輪のホテルで開催した。三木谷浩史社長は講演の中で、出店者に海外販売の重要性を訴えた。このほか、楽天がグループ全体で物流を強化していることも訴求。ロッカーやコンビニでの商品受け取りのほか、7月から都内の渋谷区、目黒区、世田谷区でテスト運用を開始した、30分以内に商品が届く「楽びん!」も紹介した。三木谷社長は「受取場所は今後ますます拡大していく。また、『楽びん!』のようなサービスもメーンになってくると思う」と話した。
 楽天は国内EC流通総額を拡大するだけでなく、海外販売にも力を入れることに言及した。「楽天市場」の海外販売サービス「Rakuten Global Market」は、11年から15年までに約7倍に成長。20年までには50~100倍に成長させる計画だ。
 すでに海外売り上げが7割に達している店舗もあり、「20年にはかなりの店舗が、海外売り上げが5割になっているのではないか」と話した。
 「世界に品質のいい日本の商品、おもてなしの心の素晴らしさを皆さんと発揮していきたい」とし、海外販売への挑戦を訴えかけた。

(続きは日本ネット経済新聞 8月6日・8月13日の合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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