アライドアーキテクツ/ファンを販促に活用/モニターやイベントで口コミ

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 ソーシャルメディアを活用したマーケティング支援事業を手掛けるアライドアーキテクツは7月6日、商品やブランドの熱心なファンをプロモーションに活用する「アンバサダーマーケティング」の支援サービスを開始した。企業へのロイヤルティーが高い消費者の情報を効率的に収集。商品モニターなどを依頼することで、ブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による口コミの拡散を図る。
アライドアーキテクツが手掛けるアンバサダーマーケティング支援は、商品やブランドの熱心なファンを「公認サポーター」として選出し、商品モニターやイベントなどへの参加を促すことで口コミの拡散を図る。
 企業の担当者と「公認サポーター」がオンライン上で継続的に対話することで、商品開発のアイデアを収集することも可能だ。
 アライドアーキテクツの専任コンサルタントが、「公認サポーター」の募集や選定、マーケティングへの活用までをワンストップで支援する。導入費用は1プログラム70万円から。
 同社は口コミ醸成プラットフォーム「モニプラファンブログ」で250万人以上の会員を抱えている。大規模なユーザーネットワークを活用することで、短期間に比較的低価格で「公認サポーター」を集めることができるという。
 「アンバサダーマーケティング」の成功事例は増えているが、企業の熱心なファンを集めるには専門的なノウハウや人的資源が必要。さらに運用コストもかさむため実施できる企業は限られていた。
 初期投資や運用コストを抑えて「アンバサダーマーケティング」に取り組むことを希望する企業が増えていることを受け、サービスの提供に乗り出した。
 同日から、ヘアオイルを販売する大島椿に対するサービスの提供を開始した。「公認サポーター」に認定した消費者に対し、商品モニターや商品アンケート、工場見学、ヘアケアセミナーなどの案内を行うという。
 企業や商品を身近に感じてもらうイベントを通じ、大島椿のブランドや商品に関する口コミの拡散を支援する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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