〈Hamee「ネクストエンジン」〉 米アマゾンと連携/国内外のEC在庫を一元化

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Hamee(ハミィ)は5月11日、ネットショップ一元管理システム「ネクストエンジン」に、国内のネットショップとアマゾンドットコムの店舗の在庫や受注情報を一元化する機能を追加した。「ネクストエンジン」の利用店舗は、海外専用の在庫管理や受注処理が不要になる。越境ECへのニーズが高まる中、新機能を武器に「ネクストエンジン」のさらなる普及拡大を目指す。

 サービス名は「米アマゾン用 自動連携」。国内ECとアマゾンドットコムの在庫や受注管理を一元化することで、越境ECのバックヤード業務を軽減する。
 機能の利用料は売上高(ネクストエンジン上での出荷確定分)の2%。月額の固定費は無料だ。
 近日中にアマゾンドットコムとAPIを連携し、在庫の更新や受注情報の取り込みなどを自動化するという。
 「ネクストエンジン」は複数店舗の業務を一元管理できる上、受注から出荷指示までの処理の大半を自動化することも可能だ。200種類以上の基本機能を実装しており、販促やデータ分析にも強みを持つ。
 初期費用と基本料金は無料で、システム利用料は受注件数に応じて月額1万円から。導入社数は15年4月末時点で1800社を突破している。
 今夏にも管理画面の利便性向上などを柱としたリニューアルに着手する。17年4月までに総額約3億円を投じ、出品機能や商品マスター管理といった基本機能を含め幅広い機能を見直す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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