〈スマホ専用携帯プリンター「pomini」〉 写真と音声を記録/初年度出荷計画は3万台

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スマートフォン専用の携帯型プリンター「pomini」

スマートフォン専用の携帯型プリンター「pomini」

 輸入雑貨の販売を手掛けるGK(ジーケー、本社東京都、上原貫二社長、(電)03―6809―2360)は3月12日、スマートフォン(スマホ)専用の携帯型プリンター「pomini(ポミニ)」を発売する。スマホで撮影した写真をいつでも、どこでもフルカラーで印刷できるほか、QRコードなどで音声を写真に記録できるのが特徴。大手量販店2社での販売が決定しているほか、100社以上から見積もり依頼が寄せられているという。初年度で3万台の出荷を目指す。

 「ポミニ」はスマホで撮影した写真を名刺サイズの専用紙に印刷する小型のプリンター。スマホとの接続はBluetooth(ブルートゥース)で行う。
 313bpiの高画質印刷を実現した。専用紙に熱を加えて色彩を表現するため、トナーやインクなどの消耗品は必要ない。
 最大の特徴は写真に音声を記録できること。専用アプリを立ち上げ、スマホに声を吹き込むと、写真にQRコードやAR(拡張現実)技術で音声が記録される。QRコードなどをスマホのカメラで読み込むと、音声がスマホから流れる仕組みだ。
 写真に音声が記録される技術やアイデアは国際特許を取得している。 
 本体サイズは縦12センチ×横7・4センチメートルで重さは186グラム。色はピンク、イエロー、ブルーの3種類をそろえた。本体の希望小売価格は1万6200円(税別)。専用紙は30枚で1500円(同)に設定した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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