機能性表示食品/約半数が販売実績あり/消費者庁が販売実績調査を公表

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 消費者庁は9月1日、機能性表示食品の販売開始日に関する調査結果を公表した。調査結果によると、販売実績がある機能性表示食品は全体の約半数だった。調査対象とした全861件の商品のうち、届け出日から1年以上経過しながらも販売実績がないものが42件あることが分かった。調査対象としたのは、15年4月の制度施行から今年4月30日までに届け出受理が公表された機能性表示食品861件。4月30日までに届け出が撤回されているものは除外している。
 調査では、861件(社数は252社)すべてについて回答が寄せられた。
 今年4月30日までの販売実績の有無や販売状況、販売開始日について調べたという。
 販売実績について、「販売実績あり」と回答したのは全体の55%に当たる471件、そのうち販売中は438件だった。「販売実績なし」は全体の45%に当たる390件だった。
 今年4月30日時点で届け出日から60日以上が経過している機能性表示食品845件のうち、販売実績がなかったのは374件だった。届け出日から1年以上経過した食品302件のうち、販売実績がないものも42件あった。
(続きは、「日本ネット経済新聞」9月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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