国民生活センター/コンタクトレンズECで事故多発

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 国民生活センター(国セン)は8月3日、コンタクトレンズによる事故の情報が14年8月~17年7月の3年間で50件寄せられているとして注意喚起を行った。事故があったコンタクトレンズのうち、ECで購入したものが59.1%を占めていた。
 国センがウェブサイトで公開している「医師からの事故情報受付窓口」には、14年8月から17年7月までに179件の情報が寄せられており、そのうち50件はコンタクトレンズが原因だとみられている。
 コンタクトレンズの事故50件のうち、ECで購入した商品によるものが26件と過半数を占めていた。20代の事故が25件と、他の年代と比べ多かった。カラーコンタクトレンズによる事故が24件と約半数を占めていた。
 国センは「近年、インターネット通販、大手眼鏡チェーンや薬局や雑貨店など、眼科医の処方せん不要をうたった販売形態が増えていますが…(中略)…信頼できる眼科を受診し、必ず定期的に検査を受けてください」(日本コンタクトレンズ学会 佐渡一成理事)とする専門家意見を併せて掲載している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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