家具・インテリアEC/SNSやAIを活用/デザイン家具の需要に対応

フライミーは400ブランド以上の商品を取りそろえている

 家具、インテリアEC企業が画像やSNS、人工知能(AI)技術を活用している。フライミーは、運営するECサイトで画像を多用し、商品を詳細に紹介している。EC支援のTunnel(トンネル)は、運営するインテリア写真のSNSで、投稿写真から販売先のECサイトに直接誘導するサービスを実施。商品の購入率を高めている。インサイトテックは商品ユーザーから集めた要望や不満をAI技術で解析し、企業の商品開発を支援している。デザイン性や機能性の高い家具への需要が高まっており、新たな技術を用いながら売り上げ向上につなげている。


■400ブランドと取引
 家具、インテリアの通販事業を手掛けるフライミーは12年、ECサイト「FLYMEe(フライミー)」を開設した。400ブランド以上の商品、約2万品目を取り扱う。質の高い商品の仕入れを強化することで認知度を高めている。
 11年、ユーザーが欲しい家具を手軽に購入できるサイトを開設するため、坂本如矢社長が設立した。数多くのブランド家具を一つのサイトで比較できる仕組みを目指し、ECサイトのプラットフォーム化を図った。
 課題となったのが商品の仕入れだ。家具市場は実店舗を持っていることが前提の取引が基本となっているからだ。こうした慣習を打破するため、家具メーカーにヒアリングを実施し情報を集めるとともに、各ブランドと直接交渉を行った。
 ブランドとの信頼関係を深めることで、他のECサイトでは販売していない商品も取り扱っている。BtoB向け商品の品ぞろえも強化しており、設計事務所や内装会社がサイトをカタログ代わりに使うことも珍しくないという。
 さまざまな価格帯の家具を取り扱っている。商品のカテゴリーやブランド別に検索できるだけでなく、商品の色やテーマからの検索も可能。テレビドラマのインテリアコーディネート例も紹介し、あらゆる角度からユーザーの商品選びをサポートしている。

■SNSから誘導

 インテリアのSNS「RoomClip(ルームクリップ)」を運営するTunnelは、投稿画面に記載している商品画像をクリックするだけで、販売元のECサイトへ誘導するサービスを行っている。現在、無印良品やロフト、ニトリなど計10社がサービスを利用している。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月10・17日合併号で)

月間270万人が閲覧するインテリアSNS「ルームクリップ」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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