テモナ/パートナー制度刷新/導入1万社に向け販売体制強化

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 通販システムを提供するテモナは8月3日、リピートASPカート「たまごリピート」の新しい販売パートナー制度を開始した。新制度では販売パートナーの手数料率を最大45%に設定した。全国に販売パートナーを増やすことで、将来的な目標としている導入社数1万社の早期実現を目指す。
 「たまごリピート」の総販売代理店はこれまで、スタークスが務めていた。テモナはシステムの導入社数を拡大するため、自ら販売を手掛けるとともに、代理店プログラムの運営を主導することにした。
 新制度では手数料率を改善した。代理店が紹介して「たまごリピート」を導入した場合、パートナー企業には利用料の10~45%を支払う。旧制度では6カ月間で累計30件以上導入企業を紹介した企業には利用料の20%を支払っていたが、新制度では45%支払う。パートナー登録に費用は一切かからず、パートナー企業にノルマはない。
 「広告代理店や決済代行会社、通販物流企業などさまざまな企業にパートナーになってもらいたい。『たまごリピート』は化粧品や健康食品だけでなく、食品やアパレルなど提案の幅は広い。地方の特産品を扱う企業も対象であり、地方のパートナーも増やしたい」(事業推進グループ・榎佳祐氏)と話す。
 8月25日にはテモナ本社で販売パートナーへの登録希望企業向け説明会を実施する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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