カルビー/天猫国際でフルグラを展開/3年で200億円販売目指す

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上海での記者発表で登壇した松本晃会長

上海での記者発表で登壇した松本晃会長

 スナック菓子のカルビーは7月28日、中国の越境ECモール「天猫国際(Tモールグローバル)」でフルーツグラノーラ「フルグラ」の販売を開始した。中国のEC化率が高まっていることや、インバウンドで「フルグラ」の人気が高いことなどを考慮し、「Tモールグローバル」でのフルグラの発売を決めたという。24日に上海で開催した記者発表において同社の松本晃会長は、「中国市場向け越境通販で、3年で200億円を売り上げることを目標とする」などと話した。
 カルビーがTモールグローバルに初出店したのは、16年1月。現地のパートナーと設立した合弁会社による出店だった。以来、Tモールグローバルでは、「ジャガビー」や「じゃがポックル」などのスナック菓子の販売を行ってきた。モール内での広告展開のほか、中国のネットアイドルをキャスティングしたSNSマーケティングなどを行ったところ売り上げが拡大。17年に入ってからは、Tモールグローバルでの月商が、4000万~5000万円まで高まっていた。

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月3日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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