カインズ/扇風機を自社回収/約11万台対象 発火の恐れ

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自社ブランドの扇風機約11万台を回収すると発表した

自社ブランドの扇風機約11万台を回収すると発表した

 ホームセンター大手のカインズ(本社埼玉県、土屋裕雅社長)は7月14日、自社ブランドの扇風機を回収すると発表した。発火の恐れがあるためで、ユーザーからの連絡で判明した。12年4月から14年6月の間に販売した約11万台が対象となる。
 扇風機はECサイトでも販売していた。12年に中国、インドネシアで製造した7機種が対象となる。販売価格は1980~4980円(税込)。
 7月11日、埼玉県に在住する男性から、扇風機から発火したと連絡を受け、商品を回収。調査を行った。モーターを稼働させるコンデンサーの不具合が原因とみている。
 同社では対象機種を持つユーザーから商品を回収し、代替機種への交換と返金を行っている。店舗での引き渡しや、店舗スタッフがユーザーの自宅に引き取りに行くケースなど、ユーザーの状況に合わせて回収を進めている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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