アサヒビール/高額洋酒のECを強化/SNSでサイトに誘導

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ECサイトで洋酒の販売を強化していく

ECサイトで洋酒の販売を強化していく

 アサヒビールはECによる高額洋酒の販売を強化する。洋酒と親和性の高いウェブ媒体向けのPRイベントを開催し、自社の商品情報を提供。メディアやSNSでの情報発信でユーザーをECサイトに誘導する。高級洋酒はこれまで業務用の販売がメインとなっていた。ウイスキーの需要が高まっており、販路を拡大したい考えだ。
 4月以降、「ガジェット通信」「GetNaviweb(ゲットナビウェブ)」などのウェブ媒体を対象に試飲イベントを開催した。「洋酒に関心がある読者が多く見込める媒体を選んだ」(マーケティング本部広報室)と言う。イベントでは、これまで洋酒の「ジャックダニエル」「ウッドフォードリザーブ」「カミュ」「グレングラント」を取り扱った。
 ウェブ媒体の記事に自社ECサイト「アサヒショップ」などのリンクを貼り誘導する。ECでの受注件数のほか、SNSにおけるコメント数やシェア数などを集計し、各媒体の影響力を検証していく。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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