ダーウィンズ/クラウド型受注システム/通販向けに外販開始

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 通販企業に特化してコールセンター事業を展開するダーウィンズ(本社東京都、後藤豪社長、(電)03―6862―7310)はこのほど、クラウド型の受注システム「Caorin(カオリン)」の提供を開始した。受注業務を効率化することで売り上げを高めるツールとして提案、通販企業やコールセンター他社への導入を進める。
 売り上げ向上を目指す上で、応答率、受注率、アップセル率といった指標の改善が重要となる。
 カオリンの強みである(1)入力のしやすさを追求した画面(2)自由に設定が可能な入力制限機能(3)折り返し対応機能(4)リアルタイム集計機能ーーーがオペレーターの生産性を高め、売り上げ向上につなげていく。
 クラウド上で全拠点からの受電状況を管理。並び替え機能により優先順位を付けて対応することができる。
 同システムはもともと自社用に開発した。入力ミスの削減や、折り返し対応速度の向上などの面で成果が出たため、外部提供に踏み切った。
 昨年10月からクライアント企業数社が試験的に導入している。「食品通販企業の事例では、売り上げが前年比40%増になる見込み」(土方大介営業本部アシスタントマネージャー)と言う。
 月額は1席当たり8000円(税抜)で、初期費用は10万円(同)。初年度30社の導入を目指す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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