ベクトル17年4月期/前期比29%の増収に/宅配買取の利用者拡大し

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 古着の買い取りとECでの販売を行うベクトル(本社岡山県、村川智博社長)の17年4月期の売上高は、前期比29%増の44億円だった。15年9月に開始した宅配買取システム「フクウロ」での買い取り件数が大幅に伸長し、ECサイトで取り扱う商品点数が拡大したことが、増収の要因だとしている。
 「フクウロ」は、ベクトルから届く段ボールに、ユーザーが古着を詰めてベクトルに送ると、ベクトルから買取査定額が振り込まれるシステム。買い取った古着は岡山県にあるベクトルの倉庫「ベクトルグローバルポート」で一元的に管理。ベクトルが運営するECサイト「ベクトルパーク」で販売する。
 16年10月には、タレントのダレノガレ明美をベクトルのPRアンバサダーに起用し、「ベクトルパーク」と「フクウロ」の認知向上を図っていた。「フクウロ」がスタートしてからの総買取点数は、100万点を超えたという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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