楽天/「楽天ダイレクト」発足/日用品EC合併で新社名

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 楽天は6月12日、完全子会社のケンコーコム(本社福岡県)と爽快ドラッグ(本社東京都)の2社を合併し、7月1日付で新会社「Rakuten Direct(楽天ダイレクト)」を発足すると発表した。日用品ジャンルはこの2社の合併により、物流と情報システムの効率化、販売商品の拡充を図っていく。
 ケンコーコムを存続会社とする吸収合併で爽快ドラッグは消滅する形だが、代表取締役社長には爽快ドラッグの小森紀昭社長が就任する。本社はケンコーコムの福岡市に置く。
 2社の合併は楽天のジャンル戦略の一環。5月に発表した第1四半期(17年1―3月期)決算によると、売上高はアスクルの日用品ECサイト「LOHACO(ロハコ)」の1.7倍規模になると説明している。
 両社は楽天市場に出店しており、ケンコーコムは「楽天24」を、爽快ドラッグは「爽快ドラッグ」「爽快ドリンク」「NetBabyWorld」などをサイト運営している。新社名の発表時点でサービス名称の変更は予定していないもようだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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