ファンコミュニケーションズ/リターゲティングを強化/「アイシップアール」と連携

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アイシップアールと連携の仕組み

アイシップアールと連携の仕組み

 ファンコミュニケーションズは5月から、リターゲティング広告配信サービス「nex8(ネックスエイト)」を強化する。5月10日には、ロックウェーブ(本社滋賀県)が運営するショッピングカートASP「aishipR(アイシップアール)」とシステム連携を開始。ファッション水着で最大級のシェアを有する「三愛水着楽園」の導入が決まっており、EC企業への提案も強化する考えだ。
 連携により「アイシップアール」を利用する企業は、管理画面から簡単に「nex8」のタグの設置ができ、精度の高いリターゲティング配信が可能となる。=図参照
 ユーザーの行動履歴をもとに広告主サイトでバナーをリアルタイムに生成。申し込みや購入を検討していた商品やサービスを広告バナーに表示させることで、ショップ店員のような提案を行っていく。
 ファンコミュニケーションズによると、導入しているEC広告主では成約率が平均190%上昇した事例もあり、さまざまな業種で費用対効果向上の実績が出ているという。

『サイバーコミュニケーションズと連携』
 ファンコミュニケーションズは4月11日、リターゲティング広告配信サービス「nex8(ネックスエイト)」を、サイバー・コミュニケーションズ(本社東京都)が運営する広告取引市場「OpenX Market Japan(オープンエックス・マーケット・ジャパン)」に接続し、リアルタイム入札(RTB)による広告取引を開始した。
 今回の接続で「nex8」を利用する広告主はより多くの広告枠と最適なユーザーへの配信が可能となる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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