大都/カインズと協業開始/DIY用品の売上拡大へ

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 DIY用品のECサイトを運営する大都(本社大阪府、山田岳人社長)は4月1日、ホームセンターのカインズ(本社埼玉県、土屋裕雅社長)と、商品の共同仕入れや、プライベートブランド(PB=自主企画)商品の相互販売を開始した。カインズの販売網や商品調達力を生かし、DIY用品の売り上げ拡大につなげたい考え。
 大都は昨年9月、カインズとの業務提携を発表した。4月から商品の共同仕入れを行う。品ぞろえの拡充を図り、ユーザーの満足度向上につなげる。仕入れ価格の抑制も期待できるという。
 カインズの店舗では大都のPB商品の販売を開始した。大都が開発した家庭用溶接機は、カインズの8店舗で取り扱っている。カインズのPB商品を大都が運営するECサイトでも販売する。
 カインズが新規出店する店舗において、大都が監修する売り場を開設する予定だ。DIYの初心者から上級者まで対応できるような売り場になるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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