経産省/IT導入補助金を募集/中小対象に最大100万円交付

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 経済産業省は1月27日、中小企業の生産性向上のため、ITツールの導入費用を補助する「サービス等生産性向上IT導入支援(IT導入補助金)事業」における補助金の交付希望事業者の募集を開始した。ITツールの導入費用の3分の2以下(最大100万円)を補助する。申請期間は2月28日午後5時まで。
 IT導入補助金事業の対象は中小企業。製造業の場合は資本金3億円または従業員数(常勤)300人のいずれかを下回る事業者。小売業の場合は資本金5000万円または従業員数(常勤)50人のいずれかを下回る事業者が対象となる。
 同事業は経産省から委託を受けた、一般社団法人サービスデザイン推進協議会(本部東京都、赤池学代表理事)が組織した運営事務局が運営している。
 同事務局が採択した、IT活用に役立つソフトウエアやサービスなどのITツールのみが、補助金の対象となる。
 EC事業の運営において活用できる対象ツールは、ECサイト構築システムや受注管理システム、CRMシステム、ウェブ接客ツールなど幅広い(別表参照)。
 補助金の対象となる導入費用の範囲は、対象ツールによって異なる。
 3月中に補助金を交付する事業者(補助事業者)を決定する。補助事業者は交付決定から5月末までにITツールを導入し、導入完了後30日以内または6月15日までに事業報告書を提出することが義務付けられる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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