ヤフー第3四半期/流通総額1407億円四半期ベースで過去最高

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 ヤフーの16年10―12月期(純第3四半期)におけるショッピング事業の流通総額は前年同期比23.4%増の1407億円となり、四半期ベースで過去最高となった。ショッピング事業は「ヤフーショッピング」と、アスクルの「LOHACO(ロハコ)」の合計となる。ヤフーの有料会員制度「ヤフープレミアム会員」による売り上げが、流通総額のうち62%を占めている。
 「eコマース戦略」を打ち出した直後の13年12月時点に比べ、「ヤフーショッピング」の商品点数は3倍以上の2億5000万点、出店者数は16倍の48万1000店に拡大した。
 ショッピング事業のほか、「ヤフオク」やアスクルのインターネット経由のBB事業を合計した純第3四半期におけるeコマース国内流通総額は、同17.4%増の5039億円となった。
 ヤフーの純第3四半期の販促費と広告宣伝費の合計は同20.4%減の109億円に抑制。このうち約6割をショッピング事業に、約2割を「ヤフオク」に投じた。
 「ヤフオク」「ブックオフオンライン」などの合計となるオークション関連の流通総額も同3.6%増の2421億円の過去最高を達成している。

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